Salon guide
美容師のカウンセリングと顧客カルテの残し方
顧客カルテは、会話をすべて書き写すものではありません。次の来店で迷わず会話を再開し、より良い提案につなげるための手がかりを残すものです。
Before consultation
来店前は、前回の事実を短く確認する
前回の施術内容、使った薬剤、仕上がり写真、顧客の反応を先に確認します。すべてを読み返すのではなく、今回の相談に関係する情報だけを拾うと、準備が負担になりません。
During consultation
カウンセリングは、希望と制約を分けて聞く
なりたい印象だけでなく、朝のセット時間、職場の決まり、結べる長さが必要かなど、日常の制約を確認します。提案を決めた理由も残しておくと、次回に別の担当者が確認するときにも判断の流れが伝わります。
記録は、三つの要点に絞る
希望
長さ、雰囲気、避けたいスタイルを、顧客が使った言葉に近い形で残します。
判断の理由
骨格、髪質、普段の手入れ、仕事や生活上の制約から、提案を決めた理由を短く残します。
次回への手がかり
仕上がりへの反応、再現しにくそうな点、次回確認することを一つずつ記録します。
After service
施術後は、写真と次回の確認事項をセットで残す
正面だけでなく、提案のポイントが分かる角度の写真を残します。写真だけでは意図が伝わらないため、長さ、色味、使用薬剤、顧客の反応、次回確認することを短い文章で添えます。
続けられる量が、良いカルテの基準
完璧な長文より、毎回来店後に二、三分で残せる記録の方が役立ちます。まずは希望、判断理由、次回への手がかりの三点から始め、必要な項目だけを増やしてください。